March 07, 2010
Exellent Day!
ここしばらく、すっごくハードな毎日が続いていたのだけど・・・きのうは久々にいい"息抜き"ができました。
その理由が、これ。→→→
『飛龍伝2010 ラストプリンセス』
とっても観たかったんですよ。
つかこうへいさんの作品だし、
主演が黒木メイサさんだし。
演出も、演じる役者さんもどっちも好きなので、名古屋公演をずっと待っていました。
その理由が、これ。→→→『飛龍伝2010 ラストプリンセス』
とっても観たかったんですよ。
つかこうへいさんの作品だし、
主演が黒木メイサさんだし。
演出も、演じる役者さんもどっちも好きなので、名古屋公演をずっと待っていました。
『飛龍伝』を観るのは、実は2度目。
前回は、2003年に東京・青山劇場。そのときは広末涼子さんと筧利夫さんのW主演で、まるでジェットコースターのような展開の速さと、そこかしこに埋め込まれた痛烈かつ痛快な風刺が、とても面白かったことを今でも憶えています。広末さんのことを"女優"として初めて好きになったのもこの舞台でした。
そして、黒木メイサさん。
彼女のデビュー作が、同じつかこうへいさんの作品である『熱海殺人事件』というものだったのだけど、沖縄・パレット市民劇場での特別公演を観て、彼女に衝撃を受けました。もちろん、その当時黒木さんは"無名"に近かったのだけれど、目の輝きは誰よりも強く、他のベテランの役者さんを凌駕していました(もちろん、黒木さんを際立たせる脇役陣の力もすごかったのですが)。そのときは、「若いのにいい役者さんだなー」と思っていたんだけど、公演終了後、カーテンコールの時に、共演していた津波信一さん(←沖縄では結構有名な役者さんです)が放ったヒトコトが一番驚きました。
「信じられないかもしれませんが、メイサちゃんは、こう見えてまだ15歳です。これから彼女はどんどん羽ばたいていきますので、皆さんの応援をゆたしくお願いします!!」
いや、15歳でこの演技はありえない!と思うぐらい素敵な演技をされていたので、このヒトコトは衝撃でした。年を重ねればもっとすごいことになるのでは・・・と思っていたら、またたく間に日本のトップ女優の1人に。
その彼女が、これまた大好きな「つか作品」に久々に復帰するというので、どうしても観たかったんです。
ストーリーとしては、個人的には7年前のストーリーのほうがスッキリしてて好きだったんですが、今回は「沖縄」というスパイスが加わっていたため、沖縄の歴史的背景(特にNegativeな部分)にも切り込まれていて、別の角度でも楽しむことができました。ただ、できればもう少し丁寧に織り込んでほしかったなぁ・・・。ところどころで若干違和感を感じた部分があったのはちょっと残念。「原子力」というもう1つのスパイスも、もう少し丁寧さが・・・
ただ、こうした"荒みじん"な部分が残っているのも、つかさんの作品の面白さの1つではあると思うので、そう納得することにしました。
キャストは素晴らしかった。
黒木さんには「素敵」という言葉しか見当たらなかった。動きの1つ1つにキレがあって、存在感は抜群。そして、東幹久さんのアドリブで"素"の部分を垣間見ることができたという"オマケ"があって、それが個人的にラッキーだったなぁと思っています。広末さんのときと比べても甲乙が付けがたかったなぁ・・・
相手役を務めた徳重聡さんは、石原プロということもあり、刑事ドラマ的な役しか観たことがなかったのだけれど、そして今回も役回りは「警察官」だったのだけど、彼のコミカルな演技を初めて見ました。彼の役は、前回は筧さんが務めていて、彼の情熱的な演技が今でも深く印象に残っているのだけれど、筧さんとは違った、この役の新しい一面が見られたような気がします。ベテラン揃いのつか作品の中で、彼の存在は新鮮でした。
東幹久さんは、持ち味を十分に出し切っていましたねぇ・・・。「お金がない!」や「やまとなでしこ」などの時の、"真剣だからこそ可笑しい"演技が大きく光っていました。特にアドリブでの、自らを犠牲にしての"暴走"は最高に面白かった。彼のおかげで、黒木さんの"素"が引き出されましたから。ホント感謝です。
そして、新たに「いいなぁ」と思ったのが、渋谷亜希さん、舘形比呂一さん、そして矢部太郎さん。
渋谷さんは、一途さ、力強さ、妖艶さ、そして弱さを自然に切り替えられていて、とても表現力豊かというか、器用な方だなぁ・・・と思いました。
舘形さんは、正直全く存じ上げなかったのだけれど、何かタカラヅカのような空気を持っていて(おそらくそう演じていたのかもしれないけれど)、他とは微妙に違う空気感がとても楽しかったですね。そして、ダンスのキレが抜群によかったのですが、後でパンフレットを観たら・・・本職がダンサーさんでした。納得。
矢部さんは、ボクにとっては1番のサプライズだったかも。彼のことは電波少年での弱々しいイメージしかなく、そして実際の役回りでもそういう部分を演じていたけれど、なかなかどうして、他の俳優陣に勝るとも劣らない存在感を見せているではありませんか。いやー「かっちょええ」と思いましたよ。役者としての矢部太郎さんは、面白い存在になるかも。
カーテンコールでは、日本では珍しくスタンディング・オベーションが起こったり(←イギリスとかでは経験したことがあるけど、日本ではほとんど経験がありません)、また、カーテンコール自体も5回なされて、最後には矢部さんから「お願いだから、そろそろ帰ってください!」と悲痛に?訴えるほど、誰も最後まで席を立とうとしなかったことからも、きのうの公演がいかに面白かったかを物語っていました。
----------
この公演のあと、「せっかく名駅にいるので」、向かいのミッドランドスエアシネマで映画版『LIAR GAME』をハシゴ。で、結局帰ってきたのは日付が変わるちょっと前でした。
きのうはグランパスも勝ったし、最高な1日でした♪
前回は、2003年に東京・青山劇場。そのときは広末涼子さんと筧利夫さんのW主演で、まるでジェットコースターのような展開の速さと、そこかしこに埋め込まれた痛烈かつ痛快な風刺が、とても面白かったことを今でも憶えています。広末さんのことを"女優"として初めて好きになったのもこの舞台でした。
そして、黒木メイサさん。
彼女のデビュー作が、同じつかこうへいさんの作品である『熱海殺人事件』というものだったのだけど、沖縄・パレット市民劇場での特別公演を観て、彼女に衝撃を受けました。もちろん、その当時黒木さんは"無名"に近かったのだけれど、目の輝きは誰よりも強く、他のベテランの役者さんを凌駕していました(もちろん、黒木さんを際立たせる脇役陣の力もすごかったのですが)。そのときは、「若いのにいい役者さんだなー」と思っていたんだけど、公演終了後、カーテンコールの時に、共演していた津波信一さん(←沖縄では結構有名な役者さんです)が放ったヒトコトが一番驚きました。
「信じられないかもしれませんが、メイサちゃんは、こう見えてまだ15歳です。これから彼女はどんどん羽ばたいていきますので、皆さんの応援をゆたしくお願いします!!」
いや、15歳でこの演技はありえない!と思うぐらい素敵な演技をされていたので、このヒトコトは衝撃でした。年を重ねればもっとすごいことになるのでは・・・と思っていたら、またたく間に日本のトップ女優の1人に。
その彼女が、これまた大好きな「つか作品」に久々に復帰するというので、どうしても観たかったんです。
ストーリーとしては、個人的には7年前のストーリーのほうがスッキリしてて好きだったんですが、今回は「沖縄」というスパイスが加わっていたため、沖縄の歴史的背景(特にNegativeな部分)にも切り込まれていて、別の角度でも楽しむことができました。ただ、できればもう少し丁寧に織り込んでほしかったなぁ・・・。ところどころで若干違和感を感じた部分があったのはちょっと残念。「原子力」というもう1つのスパイスも、もう少し丁寧さが・・・
ただ、こうした"荒みじん"な部分が残っているのも、つかさんの作品の面白さの1つではあると思うので、そう納得することにしました。
キャストは素晴らしかった。
黒木さんには「素敵」という言葉しか見当たらなかった。動きの1つ1つにキレがあって、存在感は抜群。そして、東幹久さんのアドリブで"素"の部分を垣間見ることができたという"オマケ"があって、それが個人的にラッキーだったなぁと思っています。広末さんのときと比べても甲乙が付けがたかったなぁ・・・
相手役を務めた徳重聡さんは、石原プロということもあり、刑事ドラマ的な役しか観たことがなかったのだけれど、そして今回も役回りは「警察官」だったのだけど、彼のコミカルな演技を初めて見ました。彼の役は、前回は筧さんが務めていて、彼の情熱的な演技が今でも深く印象に残っているのだけれど、筧さんとは違った、この役の新しい一面が見られたような気がします。ベテラン揃いのつか作品の中で、彼の存在は新鮮でした。
東幹久さんは、持ち味を十分に出し切っていましたねぇ・・・。「お金がない!」や「やまとなでしこ」などの時の、"真剣だからこそ可笑しい"演技が大きく光っていました。特にアドリブでの、自らを犠牲にしての"暴走"は最高に面白かった。彼のおかげで、黒木さんの"素"が引き出されましたから。ホント感謝です。
そして、新たに「いいなぁ」と思ったのが、渋谷亜希さん、舘形比呂一さん、そして矢部太郎さん。
渋谷さんは、一途さ、力強さ、妖艶さ、そして弱さを自然に切り替えられていて、とても表現力豊かというか、器用な方だなぁ・・・と思いました。
舘形さんは、正直全く存じ上げなかったのだけれど、何かタカラヅカのような空気を持っていて(おそらくそう演じていたのかもしれないけれど)、他とは微妙に違う空気感がとても楽しかったですね。そして、ダンスのキレが抜群によかったのですが、後でパンフレットを観たら・・・本職がダンサーさんでした。納得。
矢部さんは、ボクにとっては1番のサプライズだったかも。彼のことは電波少年での弱々しいイメージしかなく、そして実際の役回りでもそういう部分を演じていたけれど、なかなかどうして、他の俳優陣に勝るとも劣らない存在感を見せているではありませんか。いやー「かっちょええ」と思いましたよ。役者としての矢部太郎さんは、面白い存在になるかも。
カーテンコールでは、日本では珍しくスタンディング・オベーションが起こったり(←イギリスとかでは経験したことがあるけど、日本ではほとんど経験がありません)、また、カーテンコール自体も5回なされて、最後には矢部さんから「お願いだから、そろそろ帰ってください!」と悲痛に?訴えるほど、誰も最後まで席を立とうとしなかったことからも、きのうの公演がいかに面白かったかを物語っていました。
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この公演のあと、「せっかく名駅にいるので」、向かいのミッドランドスエアシネマで映画版『LIAR GAME』をハシゴ。で、結局帰ってきたのは日付が変わるちょっと前でした。
きのうはグランパスも勝ったし、最高な1日でした♪



