July 16, 2007

壊滅。

倒木FC琉球のホーム戦が行われた沖縄県総合運動公園陸上競技場の正面入口前にあるこの木は、先日の台風4号で根元から倒されてしまったのだが・・・きょうのFC琉球はまさにこの木のような状態で敗れた。


● FC琉球 0−8 TDK SC ○


まさに壊滅的敗戦である。

この敗戦は、新JFLの歴史の中でも、2003年10月24日、豊田スタジアムでデンソー(現・FC刈谷)が大塚FC(現・徳島ヴォルティス)に対して11-0で敗れたのに次ぐワースト2位タイ(※)という歴史的敗戦なのである。
※2006年11月18日にひたちなか市総合運動公園陸上競技場で流通経済大学が佐川急便東京SC(現・佐川急便SC)に0-8で敗れているため、ワースト2位タイ。


あまりに悲しくて、とてもやりきれない。


前節・Honda FC戦の大敗後、どこかのブログで「どうやら監督は誰がやっても同じらしい」という記述があり、それを読んだときは悔しさがこみ上げてきた。でも、監督が課題点を修正してやっていこうとしても、ピッチにいる選手が何も変わらないのならば、別の意味で「監督は誰がやっても同じ」になってしまう。


どんなに強力な機械でも、歯車1つかみ合わなかったら全く動かない。
どんなに優れた技術を持っていても、チームとして1つにならなければ、ただの烏合の衆と化す。


試合内容については、中盤・ディフェンスの連係は全くなしといっていい状況。
ケアレスミスはそこら中。
せっかく攻撃に転じてもフォローがない。
TDKよりも先に足が止まる。

きょうに関しては、プラス材料は何1つない。


パンドラの箱を開けたら、ありとあらゆる絶望が飛び出したが、最後に希望だけは残っていた。でも、この試合から、サポーターはどうやって希望を見い出せばいいのか?



負けないこと
投げ出さないこと
逃げ出さないこと
信じぬくこと
ダメになりそうな時 それが一番大事



試合終了後、ボクはブーイングではなく、この歌を歌った。
しかし、誤解しないでほしい。
これは"励まし"のつもりではない。
精一杯の訴えであり、そしてこの試合に対する痛烈な批判としてボクはこの歌を歌ったのである


スコアだけでなく、戦う気持ちまで相手に負けていた。
集中力の切れたプレーに、「試合を投げ出した」と感じた。
ボールが飛んできても、ボールを積極的に奪いに行こうとせず、むしろ逃げているようにしか見えなかったプレーが随所で見られた。
必死でスペースを作って動きながらパスを待っている仲間がいるのに、そんな仲間を信じきれなかったのか、別のところにパスを出して、そして相手に取られた。
守備でも、仲間を信頼し連係して守るという意識は見られなかった。

大事なこと、それは基本。
その基本を大事にするということを、この試合からついぞ感じ取ることはできなかった。



帰り際、こんな声を聞いた。
「FC琉球は、いつから野球チームになったの?」と。
反論できない悔しさを、ボクはどこにぶつければいいのか?



「守れないチームは、勝てません。」
この敗戦のニュースを伝えた後、RBCの土方キャスターが発したこの一言が、きょうの試合のすべてだとボクは思う。


ボクは、
そしてサポーターみんなは、
こんな試合を観るためにお金を払っているのではないのだ。

requios at 19:51│Comments(7)TrackBack(1)この記事をクリップ!FCりゅうきゅうのはなし。 

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琉球 0-8 TDK頑張った先の成果が少ないから選手だって頑張りようが無いのか?サポーターはサポーターでブースターでモチベーションのひとつで岡目八目でカンフル剤であるべき。やすださんの気持ちはわかるけれど、その歌よりもブーイングや率直な怒りの声を浴びせたほうが効

この記事へのコメント

1. Posted by Concierge YASDA   July 16, 2007 19:55
きょうは黒田選手のご家族が、せっかく本土からいらしてくれたのに・・・。謝りたい気持ちになりました。
サポーターとして勝たせることができなくって、ごめんなさい。
2. Posted by ふる   July 16, 2007 20:31
まさにブログの通り。
気持ちの問題です。気持ちとは色々あります。「勝ちたい」「自分の為に戦い抜きたい」「サポーターのために良い試合を見せたい」「負けたくない」・・・
残念ながら今日の試合からは気持ちは1つも感じられませんでした。
プレー以前の問題です。ではプレー以前の問題をどうすればいいのか?

オシム監督はカタール戦後に「プロじゃないアマチュアだ」と日本代表に言ったそうですね。それを聞いた選手達は自分たちで奮起して再び戦いの舞台に身を置いたのだと思います。

FC琉球の選手にも自己修正する力は当然あるはず。そこに気付けるかどうか。
時間はそう残されていません。

高校野球は準決勝・決勝と延長戦となり、さらに再試合にまでなりました。
気持ちが強い高校球児達が最後まであきらめなかった結果です。
何かを感じ取ってくれたらいいですね。
3. Posted by Concierge YASDA   July 16, 2007 20:49
> ふるさん。
確かに時間はそう残されていません・・・。
もはや「気持ちを次に切り替えよう」というレベルではないのではないかと思います。
危機感を持って、いかに「自分を180度変える」ことができるか。逆にそれができなければ、降格という考えたくもないことがどんどん現実に近づいていくのかもしれません。

最後まで何があっても諦めない。
そういう気持ちが、結果へとつながるのだと思います。なんとかやってくれないと・・・

ケガをしていたときでも闘う目をしていた望月選手のような強い闘争心、自分に対する厳しさを選手全員で共有しさらに強くしていくことがまず必要なことなのかもしれません。
4. Posted by icebox   July 16, 2007 23:02
こんばんは。
その歌を歌った真意を選手は一応理解していると思いますが、率直な気持ちをぶつけたほうがより効果的だったかと思います。
5. Posted by Concierge YASDA   July 17, 2007 03:49
> iceboxさん。
歌については、予め打ち合わせしたとかいうことではなく、とっさに思って歌ったので・・・ある意味衝動的な行動でした。

琉球が負け、ブーイングを飛ばそうかと思ったそのとき、後ろで小さいオトコノコが「琉球が負けた〜」って大泣き。それでこの歌に替えました。ただ、確かにブーイングのほうが効果的だったかもしれませんね。

そのコにとって、琉球が勝つということは夢であると同時に祈りでもあったはず。この最低な試合は、彼に夢のかけらさえも与えることはありませんでした。
・・・「夢がある」というチームスローガンはただのお題目なのでしょうか?
こういう光景は、正直もう見たくないですね。
6. Posted by FC琉球応援団 佐久川隊   July 20, 2007 00:50
選手でやる気のない者・能力のない者は一刻も早く戦力外通知をする事!

サッカー少年は強いFC琉球を見に来ているのだから。

J1・J2の現役選手を、バンバンレンタル移籍で獲得する事!

これ以上の甘えは、私が許しません!
FC琉球は勝ってあたり前のチームに戻す事。

プロの集団FC琉球に一刻も早く生まれ変わる事。

やすだーこれが今の俺が願っている事だ! また応援一緒に頑張ろう。 

7. Posted by Concierge YASDA   July 20, 2007 01:38
> 佐久川隊さん。
選手補強は確かに必要です。ただ、"不足部品"を補う補強はともかくとして、やたらとJ1・J2の選手を獲得したところで、急に強くなれるとはボクは思えません。それは作りかけのプラモデルをポイッと投げ出して新しいプラモを買ってくるようなもので、その繰り返しではいつまでも完成しないまま・・・。
プロ野球の某チームやスペインサッカーの某チームの"失敗"を見ればそれは明らかだと思います。
いまの琉球に対して危機感を持っているのはボクも同じですが、しかし申し訳ないですが今回の佐久川さんの意見にはボクは賛成できません。問題の本質は別にあるとボクは思います。

とりあえず、ボクは今週末の三菱水島戦の状況を見てから次のホームでの態度を決めることにします。

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