July 13, 2007

A・RA・SHI

・・・といっても、ジャニーズの人気グループの話ではない(←当然)。


いま、ボクの住む沖縄本島は暴風域の真っ只中。
沖縄の島々は、一時"台風銀座"と言われるほど台風の直撃を受けやすいことで有名だが、実は沖縄本島への直撃は2年ぶりのこと。昨年は、宮古島への直撃はあったものの、沖縄本島に関して言えば強風域がかすった程度だった。


コドモのころ、「台風が来る」というニュースを聞くと、警戒すべき災害であるにもかかわらず
「やったぁーーーーーーー!!!!!!!!」
と不謹慎にも喜んでいた。

なぜなら、学校が休みになるからである。
これはボクだけではない。妹たちも、友人たちもみな一様に喜んでいた。夏休みや週末の時期を除いては。



今はめったに起こらないが、台風が直撃すると停電になることが以前は頻繁にあったことを思い出す。不謹慎だが、それも楽しい思い出だった。いくつものロウソクに火をつけて"キャンドルナイト"。時折ゆらゆらとゆれる小さな火をじっと見つめているのが楽しくてしょうがなかった。外のビュウビュウという風の音とともに、電池式の小さなラジオの音だけが家の中で響いていた。

少し風がおさまると、外に出て"追い風(or向かい風)25mの徒競走"という、今考えたらものすごく危険な遊びもやったりした。背中に思いっきり風を受けながら走るとき、
「カール・ルイス(←元男子100m世界記録保持者)よりも今のボクが絶対速いんだ!」
と思ったりもした。もちろん幻想以外の何者でもないのだが。


台風というと、たいていそんな楽しい思い出しかなかったりする。ホントは恐怖を感じるべきなのに、不思議である。実はそんな"慣れ"こそ、最も恐ろしいことなのかもしれない。


今回の台風は、勢いを強めながら沖縄へやってくる。コドモのころは台湾あたりから少しずつ勢力が衰えてくるのが当たり前だったが、地球温暖化によって沖縄付近の海水温も上昇し、その影響で台風は勢力を維持しながら、もしくは強めながら沖縄にやってくるようになった。
沖縄の建築技術も格段に進歩し、ちょっとやそっとの風で建物は吹き飛ばされなくなっているだろうが、台風も以前に比べれば凶暴さを増していることを認識しなければならない。
コドモから愛されるモンスターは、しかしやはりモンスターなのである。


そんなモンスターの襲来を、なぜかうちの母は喜んでいる。

「これで明日の仕事はお休みだ〜♪ 何しようかなぁ」

・・・。

requios at 03:19 │Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ! つれづれなるままに。 

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この記事へのコメント

1. Posted by ごーやん    July 13, 2007 09:45
そうだね〜
懐かしいお話だね。
暴風域の朝はテレビにはりついて
学校休みのニュース速報をまってたっけ。

私もつい心配で。
実家に電話かけちゃいました。
うちの弟は仕事休みらしいぞ。

今度の台風は2日後にはこちらにもやってくるらしい。
東京は雨風雪に弱いから少し心配っす。
でも、どんな暴風でも
僕は休みにならないだろうな…
2. Posted by Concierge YASDA    July 13, 2007 15:41
> ごーやんさん。
母も今朝はめざましテレビをかじりついて、暴風警報が解除されていないのを確認した後再び眠りにつきました・・・。

台風対策が万全なはずの沖縄でも、今回は結構な被害が出ているようです。うちは今回も被害ありませんでしたが。
この勢力を維持したまま東京に行くとはないと思いますが、本土は基本的に台風には弱いので、確かに心配ですね。ご注意くださいませ。

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