June 05, 2005

サバニ海人丸、出航。

サバニきょう、沖縄本島最南端の糸満市から、2艘の小さなサバニが海に出た。
目的地は愛知県・内海海岸。

黒潮に乗り、彼らは約2,000kmという距離を2ヶ月かけて海を走る。


これは、現在愛知県で開催中の愛知万博(愛・地球博)の関連イベントとして実施される「海人丸(うみんちゅまる)EXPEDITION2005」というプロジェクト。
このプロジェクトは、サバニという沖縄の小さな船で、沖縄から愛知県をめざして航海をしようというもの。しかも、今回彼らはコンパスや海図を持たず、「星を頼りにして方角を測る」という、昔ながらの航海(Star Navigation)をするのだ。


荒木さん
←彼が、今回のプロジェクト・リーダーの荒木汰久治さん。プロのオーシャン・アスリートである。そして彼は模合仲間を通じて知り合った"大切な仲間"のひとり。


ボクが彼から今回のプロジェクトを聞いたのは1月のこと。そのときは単純に「すごいことを考えるなぁ」「面白いヒトだなぁ」と思った。
でも、「無理だよ」「やめときなよ」とはまったく思わなかった。

できるかどうかは、やってみなければわからない。
やる前から「無理」と決めつけては、新しい1歩は生まれない。
どんな結果になったとしても、「やる」ことに価値があるとボクは思う。

伊藤さん→彼は、荒木さんと一緒にサバニを漕ぐクルーの伊藤さん。ナント彼は勤めている会社を休んでチャレンジする。休んでチャレンジする彼もすごいが、休ませてくれる会社もそれはそれですごいと思う。
ココロの広い会社だ。


いまボクが彼らに対してできるのは「信じる」こと。
彼らの航海が終わるのは7月31日の予定。
この日、サバニが内海海岸で到着するのを、ボクは出迎えに行こうと考えている。
彼らの到着を信じて。そして約束を果たすために。

「ナゴヤの街で、手羽先を肴においしいビールを飲もうよ」
「ついでに蓬莱軒のひつまぶしも食べに行こうね」
「・・・ほんじゃあ、ワシは名古屋で待っとるが」
出航直前、ボクは彼らとそう約束した。


沖縄に伝わる「てぃんさぐぬ花」という歌の一節をふと思い出す。

天(てぃん)ぬ群星(むりぶし)や 
子ぬ方星(にぬふぁぶし=北極星)目当(みあ)てぃ
我(わん)生(な)ちぇる親(うや)や 我どぅ目当てぃ




波穏やかに、星鮮やかにあらんことを。  いってらっしゃい。

requios at 21:45 │Comments(0)TrackBack(1)clip!Okinawa Concierge 

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1. いよいよ海人丸が北上開始  [ 航海カヌーを愛でる ]   June 18, 2005 23:36
 海人丸エクスペディションのオフィシャル・ウェブログによれば、双胴サバニ「海人丸」は天候の影響を受けつつも(思いっきり梅雨前線が九州沖縄に停滞してたし)、ついに沖縄本島を離れて北へと向かったようです。 http://sabani.ocean-photo.lomo.jp/?day=20050618 ht

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